最近スニーカーにハマってしまい散財してしまっていますが、どうしても履いていて気になるのはソールの減り…
今回はそんなソールの減りを予防してくれる便利グッズ、シューグーを紹介します!
使ってみての感想や使い方、注意点などをご紹介したいとおもいます。
画期的なものジャンルの記事は久しぶりなので緊張しますね笑
商品紹介
そもそもシューグーってなに?
今回紹介するシューグーはスニーカー愛好家などには有名ですが、一般の方にはあまり聞き馴染みのない商品ではないでしょうか?
シューグーは本来、スニーカーや革靴などのアウトソール(靴底)が削れた際に補填するための修理用品です。
接着剤のような素材で固まると合成ゴムのようになり靴底の代わりになってくれます。
今回は修理としてではなく、スニーカー愛好家などに知られる新品の状態の靴底に使用してソールの削れを予防する方法をご紹介します!
今回使用する靴はadidasの有名シリーズ、yeezy boost V2というモデルに使ってみたいと思います!
僕はラクマで相場よりかなり安く購入しました。99.99%偽物だと思います笑
本物だとプレミア価格で新品で30万くらいするんじゃないかな?
ただデザインが非常に気に入ったので長く履くためにもシューグーでソールを保護します!
この靴は見ての通り靴底がかなり特殊な形状をしている為ソールがかなりすり減りやすいと有名です。特にヒール側のすり減りがかなり速いらしいので新品の内に保護していきます。
ソール保護フィルムのソールプラスの記事はこちら↓
使用する道具
- シューグー (自然色)
- アルコール除菌シート(ソールの油分や汚れを落とす為)
- 紙コップ(ヘラを濡らす用)
- マスキングテープ(境界線を綺麗にするため)
- 新聞紙(アッパー部分保護の為、理由は後述)
- ゴム手袋(手についても気にしない方はいらないです)
- ハサミやカッター(はみ出たシューグーなどをカットする為、またブーストソールが見える部分のマスキングの際にカッターがあると綺麗にマスキングできる為あると便利)
シューグーは色付きのものや速乾性のもの、スポーツシューズに特化したものなど色々ありますが一般的によく使われるのは今回使用した自然色という種類のものです。
硬化後は半透明の膜になるのでさまざまな色に使えて便利なので選ぶときはこれがオススメ!
靴屋さん、ホームセンター、amzon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでも購入可能なのでリンク貼っておきますね!
大体、靴屋さんやホームセンターなどの実店舗では税込み1400円くらいなのですがAmazonだともう少し安く買えますしプライム会員ならすぐ届くのでAmazonでの購入がオススメです!
実際の作業
重要ポイントその1!しっかり塗布面は綺麗にしよう!
新品であれば問題ないと思いますが、すでに履いている靴に使う場合はシューグーの接着不良を防止するために塗る部分をあらかじめ洗ってあげましょう!油分や汚れがあるとすぐに剥がれてしまうので要注意です!
特にyeezy boost V2の場合ソールの形状が特殊なので念のためソールの側面も綺麗にしてあげてください!
シューズクリーナーは世界的にも有名なほぼなんでも使える万能シューズクリーナー、ジェイソンマークがオススメです。これもまた個別で記事を作ろうと思うくらい素晴らしい製品なので別の機会にしっかりレビューしようと思います。
新品で購入したばかりでも靴自体の製造途中や自分で触ってしまった際の皮脂なども剥がれの原因になるので、念のためアルコール除菌シートなどでソールをしっかり綺麗にしてあげましょう。
シューグーの説明文によると剥がれ防止の為にさらに付属のやすりを使って接着面を荒くする作業をしろと書いてありましたが、今回は新品でそもそもソールを削りたくない為その工程は省きます。
重要ポイントその2!境界線を綺麗にするためにもしっかりマスキングをしよう!
yeezy boost V2の場合特殊な形状の為、側面下部まで保護してあげた方がいいです。
他の底が平面の靴場合ならいいのですがyeezy boost V2はソール全体が湾曲している為、どこまで塗るかの境界線をつけてあげた方がいいです!
そうじゃないとシューグーを塗っている所と塗っていない所がかなり汚い事になるのでしっかりマスキングしましょう!
側面下部まで塗れるようにマスキングテープを張りました。
yeezy boost V2の場合、大きく三角形の形で中身のブーストソールが見えるのですがここがよく汚れたり小石が入りこんで取れなくなってしまうので、マスキングしてシューグーで埋めてあげた方がいいでしょう。剥がす時用にヒール部分と繋げて塗布しました。またヒールのboostの刻印にもマスキングテープを貼りました。
他サイト様でyeezyにシューグーを使用し剥がした際にこの刻印から裂けてしまったという情報を得たのでこの刻印の溝にシューグーが入り込まないようにここもマスキングします。
塗り方としては靴底に直接チューブからシューグーをソールのboostロゴ周りらへんに【ワ】の字を書くようにしぼり出し、付属の木のヘラを使ってヒール部分全体に塗っていきます。
その際、木のヘラは濡らした方が表面がなだらかになるのでしっかり濡らしながらヘラで表面を均していきましょう!
塗る時のコツはチューブから出して塗りたい範囲に広げたらすぐに軽く平らに均していじらないようにすること!結構自分で均さなくても柔らかいうちは自然に馴染みます。長い時間をかけてヘラでいじると汚くなりやすいので注意!固まり始めるのは5分もかからないくらいですので、急いで平らにしましょう。またマスキングした際の部分を厚塗りしすぎてしまうと履いた時に目立ってしまうのであまり盛り過ぎないようにしてください!ヘラで均す際はしっかり頻繁に水につけて濡らしてやるとべたべたしなくなります。
重要ポイントその3!塗り終わったら早めにマスキングを剥がそう!
境界線を綺麗にするためにマスキングテープを貼りましたが、そのまま放っておくとマスキングテープについた部分までつながってしまいます!なので綺麗に均し終えたら忘れずにすぐに剥がしましょう。すぐに剥がすと境界線も綺麗に仕上がります!
なかなかいい感じの境界線になったでしょ?1枚目のサイドが少し固まり始めた後にマスキングテープを剥がした為ちょっと汚い仕上がりになってしまいましたが…
ちなみに2枚目の画像にヒートガンという超高温の風を噴射する工具も映っていますが使うと表面だけ先に乾いて、中身が硬化しづらくなるうえに白っぽくなる感じがしたのでやめた方がいいと思います。自然乾燥をおススメします。
重要ポイントその4!1回で厚塗りせず2度塗りしよう!
1回で厚塗りしようとすると剥がれやすく微調整もしづらいです。
なので2度塗りで仕上げましょう。2度塗り前にしっかり24時間乾かす事も剥がれを防止する為に重要です。
2度目は1度目より気持ち薄く塗りました。1回目が結構厚塗り気味だったのでソールの凹凸が無くならないように薄めに仕上げます。この際も塗り終わったらすぐマスキングテープを剥がしましょう。2度塗り後も念の為24時間乾燥。
重要ポイントその5!アッパー部分にシューグーが付かないように保護しよう!
個人的に一番皆さまに伝えたい重要ポイントはここです!
1度目の塗布の際はソール部分にしかマスキングしませんでした。その後乾燥中にアッパー部分を見たらシューグーが少し付着しているのを発見!!
恐らく塗っているときにシューグーが付いた指でアッパーを触ってしまったのでしょう。
黒いアッパーの一部が白くなってます…
yeezy boostシリーズのアッパーはプライムニット素材と言って布地で出来ている為シューグーが付着するとなかなか取れません!
幸い僕のはアッパーの側面にほんの少しだけ付いただけでしたが、無理に取ろうとして少しほつれてしまいました。シューグーは除光液に含まれるアセトンなどで落とせるらしいので無理に剥がさないようにしましょう。
ただ除光液によって色落ちなどの変化の恐れもあるので最初からアッパー全体を新聞紙などで保護する事を強くオススメします!
1度目からこうしてればよかったと強く後悔したので、この記事を見た方、特にアッパーが布地素材のものにシューグーを使う際はしっかり保護を忘れずに!
もちろん着ている服などに付いても取れなくなってしまうので、そちらも付着しないように注意!
2度塗りして硬化した様子
履いているときに周りからシューグーが見えなく、ソールの削れやすい部分を守るにはこの辺まで塗るといいと思います。見た目がどうしても気になる方はもう少し浅めに塗ってもいいかも!
僕はしっかり保護したい、なるべく剥がれず長持ちしてほしい派だったので見えるか見えないか結構ギリギリのラインまで塗りました。作業後の写真も載せておきます。
かなり厚塗り、かつ広範囲に塗りましたが真横から見てもあまり目立たないです。
しかも普通に履いて使っている分には全然見えそうにないですね。座って足を組んだ時ぐらいですかね。
保護完了したので実際に履いて外を歩いてみた。
2度塗り後も念の為しっかり24時間乾燥、硬化させました。触ってみた感じは固めのゴム、一般的なスニーカーの靴底くらいの感触になりました。履いてみた感覚も塗る前とほぼ変わりありません。
もちろん防水スプレーもしっかり振りかけて乾燥させておいてから外出します。
防水スプレーはcrepがオススメ!ケチャップだろうが醤油がかかっても全く染みずにはじいてくれてます!(高いうえにすぐ無くなるけど…)
大体1時間弱くらい散歩してみた結果がこちらです。
しっかり乾燥時間を取った為、小石がめり込んで取れなくなったりなどのトラブルはありませんでした。
また剥がれも削れもないですね。ただブーストソールが見える真ん中の三角形の部分は塗りが甘かったのか若干剥がれてきそうな予感。剥がすときのことも考えてしっかり淵の所までシューグーで埋めた方がよさそうです。
とりあえず他のスニーカーとローテーションしながら経過を見ていきたいと思います。
半年くらい履いてどうなるかまたブログで報告したいと思うので乞うご期待!
以上初めてのシューグー施工でした!
大切なスニーカーを簡単に保護できる画期的な商品なので是非使ってみてください!