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【映画】僕らはみんな生きている 日本のサラリーマンがジャングルに!?24時間働けますか?バブル期のサラリーマンの悲哀 エコノミックアニマルと呼ばれたかつての日本 原作との違いや解説など 86点

映画.comより引用

作品解説

監督 滝田洋二郎
脚本 一色伸幸
原作 一色伸幸 作画 山本直樹 「僕らはみんな生きている」
公開 1993年3月13日
上映時間 115分

あらすじ

たった一人で出張していた外国で、不運にも戦争に巻き込まれたら、普通の日本人はどうするだろう。もちろん一緒に闘ったりはしない。逃げるに決まっている。もしそばに日本人がいたなら、うまが合おうと合うまいと、きっと一緒に逃げるだろう。弾丸行き交う戦場から逃げ、ジャングルで夜を明かさねばならない。そんなとんでもない目に遇ってしまう日本人たち、冒険なんかしたくもないのに、しなくちゃならなくなってしまった日本人の4人のサラリーマンたちの物語。

Filmarksより引用

キャスト

  • 高橋啓一 真田広之
  • 富田賢造 岸部一徳
  • 升本達也 嶋田久作
  • 中井戸浩 山崎努
  • セーナ Kovit Wattanakun
  • 井関修次郎 ベンガル

感想 解説 見どころ

前回、前々回に引き続き邦画をご紹介します!
かなり昔に地上波で放送されていたのを見た記憶が鮮烈にある映画です!

本作の公開は1993年ですが、この頃にはもうバブルは終わった頃ですね。
劇中ではバブル時代に生きた日本のサラリーマンが登場します。

私はバブル時代にはまだ子供だった為あんまりバブルを知らない世代ですが。
今に比べて日本のサラリーマンがまだ元気があった頃といった印象です。

本作ではそんな高度経済成長真っ只中の日本のサラリーマンが戦地、ジャングルに放り込まれたらという物語です!

経済強国だった日本のサラリーマンの姿がここに!

24時間働けますか?エコノミックアニマルと言われた経済大国、日本

高度経済成長期、バブル期の日本はまさに経済大国。
その急激な成長と躍進により世界からも煙たがられる日本人。
世界を股にかけ働きまくるその姿はエコノミックアニマル、経済の獸とまで言われるほど。

今の日本からは考えられない時代ですね。
男は働きに出で、女は家を守るといった時代でもありました。

今ではジェンダーフリー、男女平等参画社会などの考え方が浸透しておりこんな思想はすっかり時代遅れに。

本作でも主人公、真田広之さん演じる高橋は建設会社に勤めるエリートサラリーマン。

東南アジアの発展途上国、タルキスタンに国を挙げた事業を請け負う為単身赴任してきました。

当時はODAが盛んであり、日本政府がお金を出し、日本の企業が請け負うという形ができていました。(その国にとって本当に必要なものや人に届かない事が…)

莫大な利益をもたらす半面、海外への長期出張も辞さない会社の姿勢は今でいうブラック企業ですね。
発展途上国の為、わいろも横行しており、当時はダーティな企業間闘争もあったみたい。

そんな日本のサラリーマンがもし、海外で戦争に巻き込まれてしまったらというのが本作の設定です。

クーデターに巻き込まれる日本のサラリーマン。そこには本物の戦場が…

当時の日本では職場は戦場、サラリーマンはその戦場で戦う企業戦士ともいわれた時代でしたが、今作では比喩ではなくガチで戦地に放り出されてしまいます!

架空の発展途上国、タルキスタンで軍事政権に対するクーデターに巻き込まれてしまった高橋ら4人。
そこでは日本の威光が通用しません。
日本の名刺をバラまこうがどうにもならない状況。(実際に作中で名刺をバラまいてゲリラから逃げようとします笑)

クーデターが起きる前の高橋たちは発展途上国であるタルキスタンをかなり下に見ており、当時の日本的な不遜な態度で現地民に接していました。
しかし戦争が始まってしまえば一番の弱者。

銃弾が飛び交う戦場から脱出し、彼はははたして日本に帰れるのか…

仕事に人生を捧げたサラリーマンの悲哀

バリバリ働き羽振りの良かったバブル時代のサラリーマンは華やかな生活だけではありませんでした。

仕事に人生を捧げ必死に働くサラリーマン。仕事に打ち込むあまり家庭をないがしろにしてしまう人も少なくありませんでした。

作中に出てくるタルキスタンに配属され3年も単身赴任していたベンガルさん演じる井関は、一時帰国した際にもうけた子供が4か月になってもまだ一度もあったことがありませんでした。
今の時代は産休、育休などの考えが浸透してきましたが当時はそんなものありません。

作中のある人物は、何年もの長期出張に耐えかねた奥さんに離婚を突きつけられるなどサラリーマンの悲哀を感じます。

やっと任期を全うし日本に帰国できるようになるはずの井関は、残酷な事に会社から更なる海外赴任を言い渡されついに心が折れてしまいます…

メイドインジャパンのサラリーマン

ここからはネタバレを含んでいるので未視聴の方はご注意を!!

終盤でゲリラに捕まった中井戸を助けに行った高橋ら3人が、正規軍の軍事無線を傍受する機械で交渉するシーン。

結局ゲリラは中井戸を解放せず傍受装置だけを手に入れようとしました。

その際髙橋が語る自身の父のエピソードが特に仕事に生きたサラリーマンの悲しさ、孤独をよく表現していると思います。

働いていた頃は年賀状が300通も来ていた父だったが、仕事を辞めたらたったの7通に…

30分も郵便受けの前で立ち尽くしていた父。

親父は人生の293通分仕事に捧げてきたんだよ!と叫ぶ高橋の姿は、今までのコミカルな描写から考えられないほど心を打ちます。

そしてそんな日本のサラリーマンに対し誇りを持っていたのでした。
金が全てなんだよ。それがメイドインジャパンだと叫ぶ高橋には、今では失われた経済大国日本の自負と誇りを感じざるを得ません。

死ぬ気で人生をかけて働く日本のサラリーマンこそが真のメイドインジャパンではないでしょうか。

余談

今作は原作が漫画になっていますが、映画とは一部が異なっております。

一番大きな違いとしてセーナの性別ですね。
原作の漫画版では女性でした。

中井戸が愛人兼使用人として雇っており、あわよくば高橋にタルキスタンの長期出張を押し付けようとしてわざと高橋にセーナをあてがったというストーリーでした。

原作では高橋とセーナが関係を持ち、ラブロマンス的な要素もあったようですが、映画版のように男の方がしっくりくるかなーと思います。

あと念のため解説というか説明しますが、中井戸がなぜ政府軍のスパイとしてゲリラの動向を探っていたかというと、タルキスタンでのプロジェクトを請け負う為に政府軍の幹部、カッツ大佐に情報を送っていたのでした。
意外と作中ではあまり描写がないので中には気づかない人もいたのではないでしょうか?

あうあう

コメディタッチで描かれた本作ですが、かつて日本にあったメイドインジャパンというプライドが描かれています。
現代では考えられない世界がそこに。またサラリーマンとジャングルという異色の組み合わせもまた面白い! 86点

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なお当記事は2020年1月8日の情報です。
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