Amazonより引用

作品解説

監督 ペニー・マーシャル
脚本 スティーヴン・ザイリアン
原作 オリヴァー・サックス 「レナードの朝」
公開 1991年4月5日
上映時間 121分

あらすじ

ほとんど臨床経験がない医師、マルコム・セイヤーが人手不足の為、ブロンクスの慢性神経患者専門の病院に就職する事に。そこでは様々な症状の患者がおり、現場での現実に面食らっていたが、真摯に患者と向き合い奮闘していた。そんな中、意識の無いと思われていた患者たちがある条件下にて反応を示すという共通点を見つける。その患者のうち、11歳の頃から30年間眠り続けてきた患者、レナードが新薬の投与によって長い嗜眠状態から目を覚ました…

キャスト

  • レナード・ロウ ロバート・デ・ニーロ
  • マルコム・セイヤー ロビン・ウィリアムズ
  • エレノア・コステロ ジュリー・カブナー
  • レナードの母 ルース・ネルソン

感想 解説 見どころ

前回に引き続きロバート・デ・ニーロ出演作品をレビューしていきたいと思います!

前回のデニーロ主演映画、レイジングブルの記事はこちら!↓

今作でもデニーロは非常に演技が難しい役をこなしており、彼の演技自体が見所になってます!
ロビン・ウィリアムズもグッドウィルハンティングとはまた違った医師役をしっかり演じていますよ!

実話を元にした原作がある映画なので医学的にも、とてもリアルな症状の描写で描かれていますね。

早速レビューしていきたいと思います!

実話を元にした映画ならではのリアルさ

今作の原作は、セイヤー医師のモデルとなったオリヴァー・サックス自身が書いたもので、患者の行動や経過を詳細に記したものになっています。

その為、作中での患者の描写や経過などが非常にリアルなものになっています。
パーキンソン症候群の患者の動き、薬を摂取していても症状が再度出てきてしまうウェアリングオフ、ジスキネジアなどよく表現されていますね。

ロバート・デ・ニーロが演じたレナードも長い間脳が眠っていて介護されている状態から、回復した所や、再び症状が出始める様子は見ていて辛いくらいリアルです。

またロバート・デ・ニーロだけではなく他の神経障害患者の演技も非常にリアルですね。

ロビン・ウィリアムズの患者に真摯に向き合う医師の様子も素晴らしく、心を打つ演技となっています。

作中ではほとんど触れられていない医の倫理について

本作ではパーキンソン病の治療薬のL-ドパ製剤(レボドパ)を、何年も意識を失う嗜眠性脳炎の後遺症による症状を使い治療を試みます。

セイヤー医師は嗜眠性脳炎後の硬直は、パーキンソン症候群の症状からきているのではないかと推測し、患者に投薬する事を決断します。

本作の結末を鑑みるとセイヤー医師の行った事は正しかったのでしょうか?
この時使用したレボドパは1960年では新薬として扱われています。(現在の医療現場からすればかなり古くから使われているパーキンソン病の第一選択薬ですが)

新薬の為どんなリスクがあるかわからないものを、しかも患者自身には意思決定能力がない状態での投与です。

現代の医療倫理としては人体実験ととられてもおかしくない行動です。
古くからは医療を担うものの基本倫理、ヒポクラテスの誓いや、人体実験に関する倫理規定のヘルシンキ宣言、近代医療倫理としてジュネーブ宣言など色々な医療倫理を示したものがあり、特に患者自身の意思決定については現代では非常に重要視されています。
医療系の方はまず必ず学校で習うと思います。

しかし今作では意識の無い患者に、同意なく新薬を投与しています。
しかも適応外。

個人的には1960年代と現代の医療倫理の違いなどを感じました。

結局セイヤー医師のしたことは良い行いだったのか?

上記の通り現在では考えられないセイヤー医師の行動は正しかったのかという点が本作で一番意見が分かれる事だと思います。
一時だけでしか目覚める事ができず、再度発症する恐怖を患者たちは味わったはずなので。

個人的には正しかったと思いたいです。
何度も繰り返しますが、現代では医師の独断で新しい薬を適応外の患者に投与する事はほとんどありません。

患者の為に最善を尽くそうとするセイヤー医師の行動には強く共感を覚えます。

患者たちは一時的とはいえ長い眠りから目覚めて、短い間ですが昔のように正常に活動する事ができました。
しかし中にはなぜ今更目覚めさせたんだ、何年も眠り続けた為、ある意味過去に取り残されたままの状態の患者もいます。

また正常になったとはいえ、経過をしっかり見なければいけない為自由に外出する事もできません。
しかし長い間意識を失っていた所から少しの間でも意識を取り戻す事ができたのは決して無意味だとは思いません。

当たり前だと思っていた生活や健康。それがどんなに尊いものか

今作ではレナードの母が言っていたように普段、自身や家族が健康である事について幸せを感じる事ができているでしょうか?

私は今普通に生活している事がどんなに幸せな事かをこの映画を観て感じる事ができました。

人生の中で当然不自由や嫌な事がある為現状を不満に思う事もあると思います。

しかし自身で意思決定を行い、自身の行動の自由がある。
こんな当たり前の事に感謝する事を忘れないようにしたいです。

評価
日々の生活がいかに素晴らしいものなのか、健康という当たり前の事が当たり前じゃないという事に気が付かされた一作。ロバート・デ・ニーロやロビン・ウィリアムズの名演により感情を揺さぶられました。 86点

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なお当記事は2020年1月8日の情報です。
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